山田 秀俊

Hidetoshi Yamada

略歴

ピアノは独学で中学の頃から。20才の頃まではPfよりもむしろ合唱オタク、だから今でもコーラスの仕事は大好きです。地元の高校卒業後、慶応義塾大学文学部に入学するが、キャンパスライフに魅力を感じなくなった頃、以前から知り合いだった南こうせつ等から誘いが有り、悩む事無く音楽活動を始める事になる。もちろん大学はfade out・・・。(プロのpianistになるなど想像すらした事無かったのに・・・)

影響を受けたアーティスト

ジェイグレイドン、デヴィッドフォスター、エルトンジョン、カーペンターズ、キャロルキング、テイク6、シンガーズアンリミティド

得意分野

キーボードよりも生Pf。決してテクニシャンではなく、リズムとタッチのシャープさとヴォイシングが売り。*Pf onlyのバラードや弾き語りスタイルのバッキングはおまかせ下さい。
作曲もやはりバラードが得意。アレンジでは生リズムでシンセレスのSound。又、コーラスやストリングスのアレンジもおまかせ下さい。*最近やっているライブで、バラード以外でもPf1本でステージ全体の変化をどれだけつけられるかにチャレンジ中です。結構Pf onlyでもbeat感だせますよ。僕のPf1本で歌ってみませんか!!

70年代~80年代~

1973年頃 "吉川忠英とHome made" のメンバーとしてライブ活動を始め、その後ビリーバンバン、五輪真弓、南こうせつ、原田真二、吉田拓郎、水谷豊などの全国ツアーサポートをこなし、次第にスタジオワークの方へシフト。

70年代

かぐや姫 "かぐや姫さあど"(’73)
五輪真弓 "Mayumity-うつろな愛"(’75)
八神純子 "思い出は美しすぎて"(’78)
南こうせつ "こんな静かな夜"(’78)

80年代

このアイドル全盛の時期は仕事の100%がスタジオワークで、当時の殆どのアーティストのレコーディングに参加させてもらったと言っても過言ではない。松田聖子を始め、中森明菜、小泉今日子、中山美穂など、又、ジャニーズ系の男性アイドル、又、長渕剛、浜田省吾、中西圭三、Sing Like Talking、杉山清貴、さだまさしなどのレコーディングにも数多く参加した。
CMのオファーが増えたのもこの時期で、「ディノス」「日本たばこ」「ミサワホーム」などの作曲、vocal、コーラスを担当。

主な参加アルバム

ひとりコーラスも参加
松田聖子 "Pineapple"(’82)
松田聖子 "Candy"(’82)
松田聖子 "ユートピア"(’83)
アレンジ、ひとりコーラスも参加
Off Course InstrumentsⅡ "From me to you"(’83)
Off Course InstrumentsⅢ "MADE IN LOVE"(’83)

演奏で参加

Sing Like Talking "CITY ON MY MIND"(’89)
Sing Like Talking "TRY AND TRY AGAIN"(’89)
大瀧詠一 "A LONG VACATION"(’81)
長渕剛 "乾杯"(’80)
水谷豊 "WAY"(’80)
小林明子 "Naturally"(’87)
鈴木康博 "LULLABY"(’88)

90年代~2000年代~

90年代

演奏の仕事以外ではアレンジよりも作曲の方が増え、復活ピンクレディ、田原俊彦、村瀬由衣、米倉千尋などに曲を提供。

主な参加アルバム

More than paradise "More than paradise"(’91)
More than paradise "Love paradise"(’92)
村瀬由衣 "眠る記憶"(’93)
上記の3枚のアルバムは、作曲も数曲担当しているのだが、それよりも特筆すべきは、私が最も尊敬するサウンドプロデューサー船山基紀氏の力作である事と 私以外のメンバーがとんでもない猛者揃いであるという事だ。
VOiCE "natural"(’93)
菊池桃子 "Miroir -鏡の向こう側に-"(’91)

作・編曲

米倉千尋 "Open Your Eyes(New Version)"(’98)アルバム“always”から
2000年代~
スタジオと平行してライブ活動も久々に再開。
2004年までは森山良子や谷村新司のツアーサポートで旅に明け暮れる日々。2005年~は、AB’Sに加入し(純然たるband経験は自分はこれが生涯初)、約2年間で2枚のオリジナルアルバムをリリースし、大都市だけのライブハウスツアーを行った。
又、2007年からはすずきとおる(元lookのvocalist)のアコースティックライブ(時々Pf onlyのライブ)を始め、2009年現在も継続中。作曲に関しては、MISIA、SweetS、Candy、Lyricoなどに曲を提供。

主な参加曲

MISIA "果てなく続くストーリー"(’02)
EXILE "One love -Piano Version-"(’08)アルバム“EXILE BALLAD BEST”から Pf only version NEWS "ケセナイ"(’08)アルバム“color”から

参加アルバム

それぞれ2曲ずつ作曲・lead vocal・chorusも
AB’S "New"(’05)
AB’S "Blue"(’07)

演奏で参加

松田聖子 "Baby’s breath"(’07)
松田聖子 "瞳とじて"(’07) アレンジも参加

作編曲

SweetS "Dear my Friends"(’06)
SweetS "ありがとう"他
作曲only
ISIA "あの夏のままで"(’03)アルバム“MARVELOUS"からCandy "愛する人がいることで"(’05)

2010年

殆どスタジオ仕事。ライブはすずきとおるonly(ライブハウス40本)

主な参加曲

NEWS "あなたがとなりにいるだけで"(コーラスとコーラスアレンジ)[single“さくらガール”から]
NEWS "Supernatural"(エレキPf)[album“Live”から]
テゴマス "もしも、この世界から○○がなくなったら"(Pf)[album“テゴマスのあい”から]
テゴマス "卒業アルバム"(PfとPfアレンジ)[single“青いベンチ”から]

2011年

殆どスタジオ仕事、ライブは鈴木トオルonly(ライブハウス40本)

主な参加曲

KinKi Kids "いのちの最後のひとしずく" ["K album"から]
KinKi Kids "僕が生まれた日" [同上]
KinKi Kids "ラジコン" [同上]
リュ・シウォン "願い星"
ミゲル "消臭力のうた" ["しあわせソングス"から]
白鳥英美子 "冬景色"(Pf・アレンジ)["日本の叙情歌アルバム"からタイトル未定2012.3.14リリース]
白鳥英美子 "月の砂漠"(同上)
坂本冬美 "こころが"
坂本冬美 "いとしいひと"

2012〜2014年

僕自身還暦を迎えるこの時期、はかった様に初老(?)特有の軽い体調不良と戦う3年となりました。幸いにも、20年前の様な忙しさは無く、2012年1月〜2月のニューカレドニア旅行もとても有意義なバカンスとなり、比較的ゆったりと仕事をこなす事が出来ました。
アレンジ仕事としては、白鳥英美子”故郷”(アカペラコーラス)[“うた景色〜日本の叙情歌集”から]白鳥英美子”ローレライ”(Pf only)[“うた景色〜エーデルワイス”より]白鳥英美子”守ってあげたい”[“うた景色〜翼をください”より]、”春よ来い”と”飛行機雲”[“うた景色〜飛行機雲”(2015年2/18発売)より](あの懐かしの10cc風コーラスのひとり多重を楽しませて頂きました)
Pfプレイでは「HIROSHI TACHI sings YUJIRO」ほぼ全曲参加(船山基紀氏のビッグバンドアレンジがとにかく素晴らしい)

ところで、2007年から参加の鈴木トオルliveは体調不良何のその、今なおエネルギッシュに頑張っています。この3年間も年間30本弱のlive(live house)に参加しています。又2014年頃から増したコーラスが切っ掛けか、年末は異常な程の緊張感の中、liveはとても盛り上がり、2015年もその乗りがさらにheat upしそうな雰囲気…。昨年末リリースの「レコード/鈴木トオル」ではその空気が垣間見えるかも…(クレジットの僕の”秀俊”が漢字違いしています)

さて2015年は…
老いぼれてしまわないうちに、自身初のオリジナルソロアルバムに挑戦してみようかなと…。様々なハードルが有るので、まだビミョーですが可能ならば今年中にも出来ればいいな…なんて考えています。